機関誌・MIAニュース
2024年9月5日
3447号-東北大学「DXインフルエンサ養成講座」開催のお知らせ
東北大学では昨年に引き続き、地域企業を変革するDXインフルエンサの養成講座を無料で開催します。
プログラムの目的
数理・データ科学・AI(AIMD)の基本と実際の課題解決に応用できる知識をオンデマンドやe-learningコンテンツを使って学びます。また、セキュリティに配慮してストレージおよびGPUなどのクラウド計算資源を編成し、AIMDアルゴリズムの実装や実データを用いた課題解決PBL(Project-based Learning、実際のプロジェクト遂行を通じた学び)に取組みます。これによりIT+AIMD+コンサルテーション力=オールラウンドなDXインフルエンサ(DXで周りを元気にできる人)を育成します。
プログラムの特徴 ―競い合いと教え合いー
社会人の方々に気軽に受講してもらうためにe-learningやオンデマンドコンテンツを多く取り揃えています。一方で、AIMDの学びにおいては、実際に手を動かしてアルゴリズムを実装したり現実の課題に取組んだりする実習やPBLが欠かせませんが、そこでもオンライン環境でのグループワークを最大限取り入れています。実習、PBLにおいては個々の「競い合い」と併せてグループとしてのパフォーマンスを向上させる「教え合い」の工夫を評価します。これらのマインドがDXインフルエンサにとって重要だと考えるためです。修了にあたってはオープンバッジを付与し、獲得したスキルを世界基準の下で保証します。修了後もDXインフルエンサとしての活躍をフォローアップし、支援する体制を作ります。
身につけられる能力・スキル
Stage 1(DXスターター):
e-learningやオンデマンドコンテンツによって、IT+AIMDのリテラシおよび応用に必要な知識を獲得できます。DXスターターに相当するオープンバッジを付与します。
Stage 2(DXインフルエンサ):
AIモジュールを用いて、対象→センシング→認識・操作計画→マニピュレーションという様々な現場でみられる一連のシステム構築とオペレーションのスキルを獲得できます。また、セキュリティを考慮してクラウド計算資源を編成し、AIMDアルゴリズムを実装してKaggle課題に挑戦することで、総合的なAIMDスキルを獲得できます。DXインフルエンサに相当するオープンバッジを付与します。
Stage 2ではグループワークを行います。そこでは「競い合い」と「教え合い」によってIT+AIMD+コンサルテーション力を養成します。
学習に要する時間と受入れ人数の目安
学習に要する時間
90時間程度(プログラム実施期間:6ヵ月間程度)
各ステージの学習時間は30時間程度が目安
受入れ人数
Stage 1の受講者100名程度
Stage 2の受講生20名程度
こちらから申し込み!→https://dxi.is.tohoku.ac.jp
締切 9月27日(金)です!