機関誌・MIAニュース
2017年2月16日
1720号-第22回みやぎ医療機器創生塾(最終回)
『医療機器参入について考える~創生塾最終回にあたり~』
「みやぎ医療機器創生塾」は、県内の企業経営者・技術者の皆様に、医療機器製造の理解を
深めていただき、製品化、商品化での一助にしていただくことを目的としたプログラムです。
地域の特徴を生かした医療機器パーツクラスターの構築を進めていきたいと考えております。
これまで、県北・県南・仙台市内で二十数回実施し延べ970名にご参加頂きました。
最終回の今回はこれまで御講演いただいた内容のなかから要望が多いテーマを選びました。
さらに宮城県企業の方に医療機器参入についてご苦労をお話頂きます。最後に全員による
パネルディスカッションを行い皆様と一緒に医療機器参入について考えます。
講演1は「医療機器の構成を知ろう」をテーマに関して、近藤祐司先生から超音波診断装置に
ついて基本的な原理や構成について分かりやすく解説していただくとともに、宮城県企業と
連携した5年間についてお話しいただきます。本田光正先生からは、超音波診断装置の
ソフトウェア開発に参入したご苦労をお話しいただきます。
講演2は「企業から見た簡単薬事」をテーマに関して、上村英一先生から薬事法について
分かりやすく解説していただくとともに宮城県企業への期待をお話しいただきます。
佐藤政博先生からは、自社のコア技術を活用しヘルスケア製品・医療機器分野へ参入し、
また管理医療機器の薬事認証について、上村先生への相談や東北大学クリニカル・スキルスラボを
活用した経験などをお話いただきます。
講演3は今年の8月行った講演の最新情報として「医療機器メーカーの考え方を知ろう
~新規取引企業に求めるもの~」をテーマに関して、テルモ(株)の田中俊英先生から医療機器
メーカーの立場から、新規取引企業(部材のみならず製造ラインの治具・金型・自動機等の部品や
機器開発企業を含む)に求める条件や技術について、さらに部材供給ガイドや
(一社)日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)医療機器技術マッチングサイトの
活用方法及び登録のポイントについて、分かりやすく御紹介いただきます。
御興味をお持ちの方はぜひ御参加ください。
地域イノベーション戦略支援プログラム 知と医療機器創生宮城県エリア
プロジェクトディレクター 鈴木 文夫
東北大学メディカルサイエンス実用化推進委員会教育部会長
医工学研究科長 出江 紳一
1.日時:平成29年3月10日(金) 16時~19時
2.場所:仙都会舘 5階 A会議室
宮城県仙台市青葉区中央2-2-10
(JR仙台駅西口徒歩5分・JR仙石線あおば通駅 徒歩1分・地下鉄南北線広瀬通駅 徒歩3分)
アクセスhttp://www.sentokaikan.co.jp/access/
前回と場所が異なりますのでご確認願います。
3.次第
16:00 講演1 近藤 祐司特任教授 東北大学大学院工学研究科
「医療機器の構成を知ろう 超音波診断装置編と宮城県企業との5年間」
本田 光正先生 東杜シーテック株式会社 代表取締役
「超音波診断装置ソフト開発への参入について」
16:40 講演2 上村 英一先生 日本の技術をいのちのために委員会 レギュラトリアフェア
「企業から見た簡単薬事と宮城県企業へ期待すること」
佐藤 政博先生 株式会社倉元製作所 新事業部 部長
「異業種からの医療分野への参入について」
17:20 講演3 田中 俊英先生 一般社団法人日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)産業戦略委員会委員長
「医療機器メーカーの考え方を知ろう ~新規取引企業に求めるもの~」
18:00 パネルディスカッション 「宮城県企業の異業種からの参入について」
モデレーター 鈴木 文夫 プロジェクトディレクター
パネラー 近藤 祐司特任教授 本田 光正先生 上村 英一先生 佐藤 政博先生 田中 俊英先生
4.参加費 :無料
5.定員 :60名
6.参加申し込み方法:
知と医療機器創生宮城県エリアホームページ(http://sendai-cyber.icr-eq.co.jp/info/event.html)
の参加申込フォームより3月6日(月)までにお申し込みください。
なお、講演終了後に講師を交えた交流会(会費制)を行います。多数のご参加をお待ちしております。
※お問い合わせ先
知と医療機器創生宮城県エリア 地域連携コーディネーター 伊藤、桂島
㈱インテリジェント・コスモス研究機構 医療機器創生部
〒980-0811 仙台市青葉区一番町1-9-1
仙台トラストタワー22階
TEL:022-395-9791 FAX:022-395-9792