機関誌・MIAニュース
2017年1月12日
1688号-産学連携セミナー「第110回寺子屋せんだい
「あらゆる材料は“粉”から出来ている
~食品から化粧品、薬品、水素製造まで、粉体から考える~」
(公財)仙台市産業振興事業団では、産学連携セミナー 第110回寺子屋せんだいを
開催いたします。
今回は、「あらゆる材料は“粉”から出来ている」と題しまして
東北大学 多元物質科学研究所教授 加納 純也 氏にご講演いただきます。
是非お気軽にご参加ください。
◆開催日時:平成29年1月25日(水)18:00~
(1時間程度の講演終了後、講師を交えた交流会を行います)
◆このセミナーはこんな方におすすめです!
「材料の粉砕・混合や、それらの試験に悩んでいる方」
「下水汚泥から水素製造の取組みに興味がある方」
「大学の先生や仙台経済圏の企業技術者等とのネットワークを作りたい方」
◆講師 東北大学 多元物質科学研究所 教授 加納 純也 氏
◆セミナー概要
粉体は、電子部品や食品、化粧品、鉱工業、薬品などあらゆる産業分野で使われています。
我々は1日中、粉体に囲まれて生活していると言っても過言ではありません。
近年では、ナノテクノロジーの進展や低酸素社会・資源循環型社会が進むなか、
粉体レベルでの高機能性材料の開発や製造が行われ、粉体工学は注目度が増しています。
しかし、理想の粉体を作るため、実験による試行錯誤では多くの時間や費用、労力を必要とします。
そこで加納先生の研究室では、シミュレーションによる粉体の挙動予測を行っており、粉体
プロセス設計の最適化や、それに伴う省資源化を図りながら企業との共同研究を実施しています。
また、粉体プロセスを活用して下水汚泥(バイオマス)から水素を連続的に製造する装置の設計・
製作を行い、世界で初めて水素生成試験に成功。現在は地方自治体や企業と実証実験を行っています。
今回の講演では、粉体のシミュレーションによる事例紹介や下水汚泥から水素を製造する方法を
紹介いただきます。
◆定員 40名(先着順)
◆参加費 1,000円(当日お支払い、交流会費込み)
◆申込締切 平成29年1月23日(月)まで
◆会場 (公財)仙台市産業振興事業団会議室(仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階)
◆申込方法
当事業団のホームページ(http://www.siip.city.sendai.jp/n/2016/1209/01.html)の
申込フォーム、または「第110回寺子屋せんだい申込」と明記し、氏名・所属団体名・
部署(役職)・電話番号・メールアドレスを明記の上、メールかFAXでお申し込みください。
(様式自由)
※ お申込でご記入いただいた個人情報につきましては、当該セミナーの受講者名簿の作成
および受講または受講後のフォローアンケートに関する連絡のほか、公益財団法人仙台市
産業振興事業団および仙台市主催の各事業情報提供の目的のみに使用いたします。
◆問合せ先:
公益財団法人仙台市産業振興事業団(仙台市青葉区中央1-3-1 AER7階)
TEL:022-724-1212 FAX:022-715-8205
URL:http://www.siip.city.sendai.jp/ Email:shinjigyo@siip.city.sendai.jp
担当者:産業創造部 新事業推進課 吉田・浅野