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2021年11月30日

2780号- 東北工業大学 オンライン市民公開講座(12月開講)のご案内

東北工業大学
 オンライン市民公開講座(12月開講)のご案内

 

 東北工業大学では、学習意欲旺盛な学生や市民の皆様に向けて「市民公開講座」を開講致し
ております。令和3年度もオンライン講座を開催いたしております。工業大学らしい工学系の
講座から、建築・デザイン・一般教養まで多種多様な講師陣に学んでみませんか。
12月は《工大de文学》と題して文学シリーズをお送り致します。
 皆様のご参加をお待ちいたしております。

 

 ◆12月開講の講座
  ◇《工大de文学1》市民公開講座No.536 12月10日(金) 18:00~19:15
   「「病」の想像力―江戸時代の医書をめぐる文化史―」
     河内 聡子(総合教育センター 講師)
       昨今も感染症が日常を脅かしていますが、いつの時代も人々は「病」を恐れて
       きました。しかし、その向き合い方は時とともに変化します。今回は、江戸時
       代の医書を取り上げて当時の「病」イメージについてお話します。今よりも病
       因が不明な中で、「病」はどのように想像され表現されたのか?
       歴史的な文脈を踏まえ考えます。

 

  ◇《工大de文学2》市民公開講座No.537 12月14日(火) 18:00~19:15
   「太宰治『斜陽』を読む」
     高橋 秀太郎(総合教育センター 准教授)
       戦後間もない昭和22年に発表されベストセラーとなった『斜陽』とは、どのよ
       うに構成され、またどのようなメッセージを持つ作品となっているのでしょう
       か。いかにも太宰らしい執筆の道筋を紹介しつつ、作品のメッセージ、主題で
       ある「革命」の内実について考えてみます。

 

  ◇《工大de文学3》市民公開講座No.538 12月17日(金) 18:00~19:15
   「新美南吉童話の世界2―「手袋を買いに」を読む―」
     大木 葉子(総合教育センター 准教授)
       本講座では「ごんぎつね」で知られる童話作家、新美南吉の代表作の一つであ
       る「手袋を買いに」を読み解きます。一人で夜の街へと手袋を買いにいくこと
       となった子狐と見送る母狐の姿を通して我々に何を語りだしているのか、そし
       て「ほんとうに人間はいいものかしら」という問いかけの持つ意味について考
       察します。

 

  ◇《工大de文学4》市民公開講座No.539 12月21日(火) 18:00~19:15
   「地域資料調査報告―東北の寺院に眠る書物たち―」
     河内 聡子(総合教育センター 講師)
       お寺は歴史的に貴重な資料が所蔵されている可能性のある、知の宝庫です。そ
       こには、地域の歴史をひもとく上でも重要な文献が眠っています。今回は福島
       県の寺院調査の成果に基づいて、東北の寺院に所蔵される珍しい書物について
       お話しします。

 

 ◆市民公開講座、お申込方法等
  ・講座はWeb会議ツール『Zoom』でオンライン受講いただきます。
  ・講座受講は申し込み制・参加無料です。
  ・市民公開講座WEBサイトの詳細は下記HPでご確認ください。
    https://www.tohtech.ac.jp/topics/opencollege
  ・お申し込みは下記の申込みフォームで受付いたします。
    https://forms.office.com/r/AT6JHfEdAL

 

 ◆お問い合わせ
   東北工業大学 地域連携センター
    TEL:022-305-3810 
    E-mail:rc-center@tohtech.ac.jp

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