機関誌・MIAニュース
2018年7月6日
1985号- 宮城県産業技術総合センター「IoT関連研修」のご案内
宮城県産業技術総合センター「IoT関連研修」のご案内
~IoTを用いたセンシングおよびAIによる推論を体験しよう!~
IoTの時代を迎え、様々な機器がインターネットに接続され、データ収集後、サーバ側にデー
タを蓄積・処理した結果をフィードバックして、機器を制御できるようになってきました。
その情報を収集するセンサやアクチュエータを扱うノード側(エンドポイント)の機器はヒ
ューマンインタフェースやM2Mへの入出力とインターネットへの接続が必要です。場合によって
はインターネットの応答を待たずに自ら判断して制御する機能も重要となります。
本研修では、センサのインタフェースに必須のA/D変換とI2C、また、WiFi等の外部無線通信
モジュールとのインタフェースに必須のUARTのプログラミングを基礎から解説し、演習で確認
します。また、ノード側の判断にAIを組み込むため、推論部分だけを実装する方法について体
験します。
IoTシステムの開発や構築を検討されている方に最適な内容となっております。
ぜひ、この機会をご利用ください。
※無線通信技術Bluetooth LEにつきましては、別途11月7日(水)にセミナーを開催予定です。
■実施要領
◇日時:平成30年10月17日(水)、 18日(木)(2日間) 9:30~16:30(9:00受付開始)
◇講師:藤澤 幸穂 氏(ルネサス エレクトロニクス株式会社)
◇会場:宮城県産業技術総合センター 中研修室(仙台市泉区明通2-2)
http://www.mit.pref.miyagi.jp/transportation/index.html
◇定員:10名
◇受講料:14,500円(税込み)
◇目的:
1. IoT機器のノード側+ゲートウェイの機能を構築するために必要となる以下の技術を
学習する。
・各種インタフェースのセンサからのデータ取得方法
・HTTPサーバの構築方法
2. 組込みシステムにAIの推論を実装することを体験する。
◇主催:宮城県産業技術総合センター
◇対象者:組込みシステム開発者の方(社会人)
◇前提知識 : C言語のプログラミング経験があるとより理解が進みます。
■受講申込
(1) 受講申込書を下記のWebサイトよりダウンロードしてください。
http://www.mit.pref.miyagi.jp/embedded/kensyu_30/index.html#IoT
(2) 受講を希望される方は、上記の受講申込書に記名押印(※1)いただき、締切日までに
到着するように、郵送にてお申し込みください。
▼締切日:平成30年9月14日(金)(必着)
ただし、応募者多数の場合、
・早期に受付を終了させていただく場合がございます。
・1社より多数お申し込みの場合、調整させていただく場合がございます。
※1 代表者名の欄には、代表取締役(社長)の方のお名前をご記入ください。
また、印の箇所には企業名が入ったもの(社判)を押印してください。
(3) 受講が決定した場合、受講決定通知書及び受講料納入通知書(振込用紙)を送付します。
受講料を所定の金融機関にて、納入通知書に記載の期日までに納付してください。
なお、受講決定通知日以降に受講者の都合によりキャンセルされた場合も、受講料は納付
していただくことになりますのでご注意ください。
■実施内容
1. IoTの概要と求められる機能
2. 演習環境
3. センサデバイスとインタフェースの基礎
4. A/D変換器と使い方
5. UART、SPI、I2Cの機能と使い方
6. ビデオデバイスと使い方
7. 演習
8. AIの組み込み
■お問い合わせ・お申し込み先
宮城県産業技術総合センター 機械電子情報技術部 情報技術開発班
担当:今井、小泉
住所:〒981-3206 仙台市泉区明通2-2
電話:022-377-8700 FAX:022-377-8712
E-mail:mest@mit.pref.miyagi.jp
Webサイト:http://www.mit.pref.miyagi.jp/embedded/kensyu_30/