機関誌・MIAニュース
2020年6月1日
2417号- 若年技能者人材育成支援等事業「マイスター制度等」のご案内
宮城県職業能力開発協会内 宮城県技能振興コーナー
若年技能者人材育成支援等事業「マイスター制度等」の活用について
◆ものづくりマイスター制度とは
若者のものづくり離れ、技能離れが進み、産業の基礎となる高度な技能を有する技能者の育成
が課題となっています。
このような中、厚生労働省では、若年技能者の技能の向上、技能振興機運の醸成等を図ること
を目的とした「若年技能者人材育成支援等事業」を平成25年度から開始しました。
この事業は建設業と製造業が対象で、優れた技能と経験を持つ「ものづくりマイスター」が、
中小企業や教育訓練機関の若年者に対して実技指導を行い、効果的な技能の継承や後継者の育
成を行う事業を柱としています。
「ものづくりマイスター制度」の詳細につきましては、厚生労働省の下記ホームページを参照
して下さい。
厚生労働省「若年技能者人材育成支援事業(ものづくりマイスター制度)」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/monozukuri_master/index.html
◆宮城県技能振興コーナーによる「マイスター制度」の支援について
厚生労働省委託事業である「若年技能者人材育成支援等事業」の中心となっている「ものづく
りマイスター制度・ITマスター制度」では、ものづくりマイスター・ITマイスターが高等
学校や事業所の若年者に対して実技指導を行ってまいりました。
つきましてはこの事業の趣旨をご理解いただき、「ものづくりマイスター・ITマスター」を
ご活用頂きますようご案内申し上げます。
宮城県技能振興コーナーによる「若年技能者人材育成支援等事業」における支援内容は以下の
とおりです。
1. ものづくりマイスター派遣による、事業所・団体会員(若年技能者)への実技指導の実施
(1) 厚生労働省が認定した「ものづくりマイスター」を派遣し、技能競技大会の競技課題
等を活用し、実技指導をおこないます。
(2) 指導時間は、1回あたり3時間までとなっており、指導回数は一人あたり年間で20回が
上限となります。
(3) 訓練所が自施設内にない場合は、当振興コーナーで公共訓練施設等を借用できるよう
調整をおこないます。
2. 派遣申し込みおよび経費負担について
(1) 実技指導を希望する場合は、下記まで電話又はメール等により、派遣申請書提出前に
ご相談ください。
(2) 派遣申し込みは、下記のURLから派遣申請書を入手し、FAXまたはメールにてお申し込
みください。
https://m-indus.jp//uploads/ebace3ba2d7efd755abd84736c4c7c0d.pdf
(3) 経費(講師謝金・旅費・材料費)については、当振興コーナーで負担しますが、材料
費については対象者一人1回あたり2,200円(消費税込み)が上限となります。
(4) 指導終了後、成果目標把握のため、事業所・団体と受講者に対しアンケートを実施致
します。
(5) その他、ご不明の点は、宮城県振興コーナーにお問い合わせください。
3. 宮城県技能振興コーナーのホームページ
http://www.miyagi-syokunou-kyoukai.com/00ginoushinkou.html
4. お問合せ、申し込み先
宮城県職業能力開発協会内 宮城県技能振興コーナー 担当:曳地、猪野
TEL:022-727-5380 / FAX:022-727-5381
E-mail:pc10@miyagi-syokunou-kyoukai.com
なお。ものづくりマイスターと同じ事業所に属する方については、支援の対象となり
ませんのでご留意ください。