この度、みやぎ工業会の新理事長に拝命しました岩機ダイカスト工業の鎌田です。
当社は、みやぎ工業会が設立された昭和61年から参加させて頂いており、会員として35年以上お世話になっています。設立時の会員数は現在とほぼ同じ345社で、そのうち、現在まで残っている当時の会員は110社程度だそうですので、2/3ぐらいの会員企業が入れ代わっていることになります。

　多くの会員企業の顔ぶれが変わっているということは、私達を取り巻く環境も常に変化していると感じます。コロナ禍は3年目に入りましたが、変異株による感染者数の再拡大が見られていますし、景気に関しても資源価格や物価の高騰、それから急激な円安といった新たな課題が次々と発生していて、先行きが読めない不透明な時代が今後も続いていくと思われます。

　このような時代だからこそ、会員同士の連携はもちろん、産学官の連携などをもっと強化しながら、会員企業がレベルアップしていき、様々な課題に立ち向かっていけるよう、みやぎ工業会を運営していきたいと思います。そのためには、会員企業の皆様、理事、それから委員会の皆様にですね、たくさんの意見やら施策のご提案を頂きたいと思っています。事務局や役員だけで動かせるものではありません。今後ともぜひ、皆様のご支援、ご協力をお願い致します。