総務委員会

2022年12月26日

令和4年度 第4回政策盤委員会

日 時  令和4年11月22日(火) 15:00~16:30
場 所  中小企業活性化センター 特別会議室

 

1.出席者
 ・委員  野仲委員、佐藤達哉委員、勝山委員、鎌田理事長
 ・事務局 青沼専務理事、尾形

 

2.議 事

【議題・目的】
  オープンファクトリー、製造業におけるDXについて

 

(1) 議事内容
 ◆委員長、副委員長の選任
  委員長、副委員長の選任は、今回は出席者が少なく、次回に持ち越された。

 

 ◆オープンファクトリーについて
  アンケートの現在の懸念事項に「人材の材用」という回答が多く、地元の子供たちを対象にした
  オープンファクトリーを実施している地域や企業があり、この取組みについて意見を伺った。

 

  ・弊社では地元の小学校や中学校を対象に、平日に授業の一環として工場見学会を実施していて
   いるが、オープンファクトリーの良いところは、親御さんと一緒に見学に来てもらえるという
   ところにある。親御さんに地元の企業を理解して頂くことでで、子供の就職先として目を向け
   てもらえるようになる。このため、親子で一緒に来てもらえるよう、オープンファクトリーは
   休日の開催を検討する必要がある。

 

 ◆製造業におけるDXについて
  製造業におけるDXの取組みについて、各社の導入状況や課題、工業会としての取組みについて
  議論した。

 

  ・弊社ではワーキンググループを作り、最初に現場のペーパーレス化に取り組んだ。IT系のスキ
   ルを持った人を中途採用して、若い社員を教育してもらいながら進めていった。システムの導
   入が進んでくると、現場に端末を配るようになり、現場でのデータ収集と共有化が一層進んで
   いる。

 

  ・社員全員にタブレットを配布する余裕はないため、職場ごとに配布している。手書きによる作
   業日報等は特定の人がデータ入力していたが、タブレットの配布によって、各自で入力するよ
   うにして、できるところからデジタル化を進めている。

 

  ・生産関係では、早い時期から生産量等のデータを収集しているが、目視で行っている外観検査

   を自動化できないかということに取り組んでいる。また、現場のいろいろなデータを収集・活
   用して、将来的には設備の故障を事前に予知するシステムなども、進めていきたいと考えてい
   るが、社内の人材だけではできないため、そういうスキルを持った人をアドバイザとして契約
   し、社員を指導してもらいながら、一緒に進めている。社員が使いこなせるようになれば、次
   のステップとして、故障の事前予知に関する技術者に指導してもらうことも考えている。
   一気にはできないため、段階的に進めている。

 

  ・DXの取組みに関してネックになるのは人材だと思う。社員に勉強させるといっても、使えるよ
   うになるには数年かかるため、社外のスキルを持っている人と契約し、社員を指導して育てて
   もらいながら、進めていくのが一番いいと思う。

 

(2) 決定事項
  特になし

 

(3) 備考・補足
  ・石巻地区以外の交流会について、仙南地区は企業が少ないが、仙南広域工業会には入っている
   が、みやぎ工業会に入っていないという会社もあり、交流会はいい機会になるかもしれない。

 

以上

ページの先頭へ