技術交流委員会
2023年2月17日
令和4年度 第3回経営基盤委員会 議事録
日 時 令和5年1月17日(火) 13:10~14:40
場 所 オンライン(Zoom使用)
1.出席者
・委員 厨川委員長、千葉雄一副委員長、安達委員、村松委員、小川委員、浅野公隆委員、
竹村委員、浅野副理事長
・オブザーバ 宮城県産業技術センター 今野氏
・事務局 青沼専務理事、尾形
2.議 事
【議題・目的】
今後の活動計画について、DXの推進について
(1) 議事内容
◆今後の活動計画について
12月に厨川委員長と千葉副委員長、竹村委員が協議した今後の活動計画について、厨川委員長か
ら説明があった。協議の目的は技術交流委員会としての活動計画の検討で、企業見学会と講演
会、企業訪問を活動の3本柱にしたいとの提案があり、それぞれについて議論を行った。
・企業見学会の見学先候補として、産技センターと福島のロボットテストフィールドの2つが挙
げられた。産技センターについては、10m法の電波暗室が新たに設置され、活用範囲が広がっ
ているため、電波暗室を中心に見学することで賛同が得られた。ロボットテストフィールド
はドローンの実証試験等に使われる様々な設備があるが、実際に試験をしていないと、設備
があるだけで見るべきものは何もないということになる。このため、見学の際に実際のフラ
イトが見られるどうか、確認が必要になる。
・技術交流委員会としてDX推進を活動の中心にしていくため、講演会のテーマはDX関連にした
い。そのため講師としては、DX推進にAIを活用することをテーマに講演しているミヤックス
社の高橋社長に依頼したいとの提案があり、先方への打診などを進めていくことになった。
・企業訪問については、困りごとなどのヒアリングというよりも、先ずは雑談をしに訪問する
ことを考えている。一口にDXといっても範囲は非常に広く、企業によっても受け止め方が異
なっている。このため雑談を通じて、その取り組みの糸口を一緒に見つけていく活動にして
いきたいというもの。
◆訪問先企業の選定、DXの推進について
訪問先企業の選定について議論していく中で、DX推進の進め方についても話し合った。
・DXといっても、会社によって全然レベル感が違うと思う。製造の部分で何かやりたい会社と、
管理やバックオフィス的なところで何かやりたい会社があり、DXの定義や考え方が違う。先ず
は、各々がどういうレベルかを捉えた上で、それぞれのレベルに応じた施策のような話ができ
ればいいと思う。
・デジタル化のための補助金はいろいろと設けられていて、県などの施策の紹介などに含めてお
話していくという手はあると思う。
・県南の会社で、生産ラインでの異常を見つけるため、ラズベリーパイを用いてIoTの監視みた
いなシステムを作っているという話を聞いた。やはり製造業の会社ならではの、生産現場の何
か不具合見地であるとか、現場の効率があがるための施策をやっている会社の見学や、事例を
聞いたりするのがいいと思う。生産プロセスは会社によって違うのかもしれないが、参考にな
ると思う。
・訪問先企業の選定については、次回までに各自、情報を集めて議論することになった。
(2) 決定事項
訪問先企業の選定や方針について、次回までに案を考えてくる
以上