技術交流委員会

2021年9月3日

令和3年度 第2回技術交流委員会

日 時  令和3年8月31日(火) 15:00~16:10
場 所  オンライン(Zoom使用)

 

1.出席者
 ・委員 浅野委員長、厨川副委員長、安達副委員長、千葉雄一委員、村松委員、竹村委員、
     竹原副理事長
 ・オブザーバー 産業技術総合センター 今野氏
 ・事務局 青沼専務理事、尾形

 

2.議 事
【報告事項
(1) 前回議事録
(2) 会員数推移

 

【審議事項】
(1) 会員アンケート集計結果報告
 事務局から7月に実施した会員アンケートの集計結果について説明があった。

 

 ・今回の会員アンケートはWebで実施したが、回収数が62件と少なく、回収率をあげるための依頼
  方法を検討等する必要がある。
  コロナ感染拡大前と比較した売上の変化については、減ったとの回答が50%だったが、増えたと
  の回答も23%あり、企業によるバラつきがあると推測される。感染拡大が事業に与えた影響につ
  いては、「受注」が最も多く、受注の減少が売上減につながったと推測される。
  現在の懸念事項については、「人材の育成」や「人材の採用」、「人手不足」と人材に関する回
  答が非常に多かった。人材の過不足状況については、不足しているとの回答が61%で、特に技術
  者(機械、電気、IT、品質管理)が不足しているとの回答が圧倒的に多かった。高齢者の活用に
  ついては、定年制度の変更や雇用延長により65歳まで働けるようにしているとの回答が半数以上
  で、希望により70歳まで働けるようにしている回答も24%と、高齢者の活用が進んでいることが
  伺える。

 

 ・アンケート結果について、「会員企業では高齢者の活用が進んでいるが、大手企業は40歳過ぎの
  リストラが盛んに報じられており、年齢の高い求職者が増える傾向にあると思う。工業会への求
  職依頼も増えるのではないかと考えているが、どうなのか?」という質問があった。
  事務局から「退職者でもいいから採用したいという企業はある。会員企業に対して、定年退職後
  の仕事を探している人がいたら紹介して欲しいという活動をした方が良いかもしれないと考えて
  いる。また、現状の工業会の人材紹介は、求職者に焦点を当てているが、会員企業の求人情報を
  工業会のHPに掲載したいと考えている。」との回答があった。

 

(2) MIA倶楽部「中小製造業のデジタル化について」
 7月に開催したMIA倶楽部で、会津で導入を開始しているDXの共通プラットフォームについて、アク
 センチュアに講演して頂いたが、このシステムに関する委員会参加者の意見を伺った。

 

 ・このシステムを導入したときの具体的な効果について、アクセンチュアに調査してもらったとこ
  ろ、既に他のシステムを導入しているため、ほとんど効果がないとの結論だった。しかし、クラ
  ウドベースのシステムは信頼性が高く、ランニングコストの安さにも魅力を感じているため、こ
  のシステムに切り替えたいと考えている。10年、20年の長いスパンでみると、各社が共通プラッ
  トフォームを導入していくのは間違いないと考えているため、このシステムは難しそうだという
  ことではなく、機会があれば会員企業に紹介していくほうが良いと思うというコメントがあった。

 

 ・別の企業でも、このシステムを導入したときの効果を調査してもらったが、既存システムがある
  ため、効果はほとんどないとのことだった。しかし、長い目でみたとき、生産スタイルは変化し、
  淘汰されていく中で、このシステムはいろいろなデータを共有でき、マスデータとして関連会社
  にもフィードバックできるため、生きた仕組みとして今後も使えると思っている。10年後、20年
  後にはこのスタイルが定着するのではないかと考えているとのコメントがあった。

 

(3) 仙台高専による産学連携プログラムについて
 仙台高専が進めている産学官連携プログラムについて、事務局から事業の紹介があった。

 

 ・JSTでは産学官の共創拠点の形成を目指す産学連携プログラムを進めていて、仙台高専がM3ラボ
  (みやぎ ものづくりとまなびのラボ)として進めているプログラムもJSTに採択されている。

 

 ・仙台高専のプログラムは、学校と企業の連携を強化し、企業が持っている業務上の課題の解決に
  学校側が積極的に協力し、また学生を企業に派遣して、会社や働くことの意義を学生に理解して
  もらうなど、お互いが行き来できる活動である。現在、地元企業として、ヤマセ電気と東洋刃物
  の2社が参加しているが、高専としてはもっと多くの企業に参加してもらいたいと考えている。
  興味のある企業に対しては、高専の先生からプログラムの詳細について説明して頂ける、

 

(4) その他
 委員会の出席者からコメントを頂いた。

 

 ・工業会のイベントについて、今後はどのようにしていくのかという意見が出された。工場見学会
  など、リアルで出来なければリモートで対応してくれる企業もあり、そういうところにリモート
  見学会をお願いできないかと思っている。リアルができれば一番いいが、このままズルズルとい
  っては、何もなくなってしまう。

 

 ・中小機構が主催するリアルとオンライン併用の展示会に出展する予定だが、どこも大変な状況の
  ため、オンラインを活用したマッチングを推進する企画を検討して欲しい。既にオンラインに慣
  れてきているため、資料さえあれば説明などはできると思っている。

 

 ・ここ数年、会員数が減ってきていて、退会理由も工業会にあまりメリットを感じないという意見
  がある。会員アンケート結果などを参考に、会員企業が入っていて良かったと思えるような活動
  につなげられれば良いと思う。

 

 ・最近、ある会社と若手中心の異業種交流会をやったが、非常に良い刺激を受けた。工業会でも異
  業種での若手の交流というのが活動テーマになると思っている。交流会を行った会社は、以前か
  ら企業変革を進めているところで、これまでこんなことをやってきたという紹介があり、非常に
  参考になった。

 

以上

ページの先頭へ