政策委員会

政策委員会の活動報告です。

令和3年度 第2回政策委員会 更新:2021.11.04

次回:2021年12月

日 時  令和3年10月11日(月) 15:00~16:30
場 所  仙台市中小業活性化センター・特別会議室(AER 6階)

 

1.出席者
 ・委員 菱沼委員長、小関副委員長、平舘委員、大槻委員、鈴木大介委員、小林徳光委員、
     白幡副理事長、畑中理事長
 ・オブザーバー 宮城県経済商工観光部 久田氏、千葉氏、みやぎ産業振興機構 佐藤道夫氏
 ・事務局 青沼専務理事、尾形

 

2.議 事
【報告事項】
(1) 前回議事録
(2) 会員数推移

 

【審議事項】
(1) 第32回MIA倶楽部開催のご案内
 事務局から10月21日にオンラインで開催するMIA倶楽部の説明があった。今回は「インバリアント
 分析」と呼ばれるIoTとAIを活用した設備保全の技術について、NECの方に講演して頂く。

 

(2) 東北大農学研究科との農工・産学連携について
 10月5日に開催した東北大農学研究科と打合せの内容について説明があった。東北大は農工連携や
 産学連携を進めたいと考えている。困りごとは特にないが、あえて言うなら獣害対策ということだ
 った。また、人手不足により、農業にも自動化や省人化の需要はあるが、実際の導入には費用面で
 厳しい現実がある。補助金頼りではなく、自立した農業を目指していかなければならないとのこと。
 ・打ち合わせでは、我々と先生方の意識が違っていると感じるところはあったが、対話を継続する
  ことで先生方のニーズを聞き出すことができ、仕事につなげていけるという感触はあった。

 

 ・農業や水産業の生産者は、工業系の新たな技術を取り込んで、生産性向上や発展を目指していき
  たいと考えているが、何をするべきかという具体的なイメージまでは出来ておらず、現時点では
  農工連携などはなかなか進まないと思う。しかし、農業には国も手厚い支援をすることから、将
  来的には連携ができる部分がでてくるため、気長にウオッチをしながら進めるというやり方はあ
  ると思う。

 

 ・高度電子機械産業振興協議会では、製造業だけの視点でテーマを考えていたため、農業や水産業
  との接点についてはほとんどやっていなかった。協議会でも農業や水産業との接点について議論
  していけば、もうしかすると、みやぎ工業会が関わっていくという方向になるかもしれない。
  いずれにしても、工業会だけで立ち上げるのは難しいため、どこかと連携する必要がある。

 

 ・事務局としては、東北大の農学部とは、県とも協力してコミュニケーションを続けていきたいと
  思っている。先日の打ち合わせででてきた困りごとの獣害対策についても対応していきたい。そ
  のため、皆さんに声をかけて、興味があれば研究会のようなかたちで参加して頂く。大学も協力
  してくれると言ってくれており、非常にいいチャンスだと感じている。(事務局)

 

(3) 今後の工業会の事業計画について
 みやぎ工業会の運営の状況と今後の対応について、事務局から説明があった。
 ・会員アンケートによると、コロナ前と比べて5割の企業の売上が減っている。原因は、受注の減
  少や材料費の高騰などで、他にも展示会への出展ができないとか、対面での営業活動ができない
  という企業があった。その一方で、HPをリニューアルすることで、受注が増えたというところも
  ある。委員会などで話をすると、頼みたい仕事はあるが、どこに頼んでいいか分からないという
  意見が結構あった。地元に委託先が見つからず、首都圏の企業に委託しているという話も聞く。

 

 ・コロナの影響で対面のイベントができず、ほとんどがオンラインによる講演会の活動になってい
  るが、参加者が少なく、オンラインの限界があると思っている。

 

 ・現状では退会する企業が増えていて、一番の課題と考えているのは、年会費を払っているだけの
  メリットがないと思われているかもしれないということ。オンライン講演会は参加しにくく、い
  ろいろなニーズがあっても、それを拾い上げる仕組みが今は無い。会員の検索機能や会員自身の
  情報発信など、会員向けのサービス拡充に工業会のHPを活用したい。但し、既存のHPを改修する
  にはかなりの費用と時間がかかるため、別のHPを立ち上げることを考えている。

 

 事務局の説明に対して、出席者から様々な意見が出された。
 ・工業会の収入は、会費収入が20%弱で、それ以外の80%が委託事業になっている。事務局の会員向
  けサービス拡充のアイディアはいいと思うが、会員数を増やすという効果はあっても、収入は全
  体の20%にしかならない。工業会が今の規模でやっていくには、継続的に委託事業をとっていく
  ことを考えざるを得ない。

 

 ・みやぎ工業会を維持するための方策が問われているが、工業会を維持する理由は何なのか、絶対
  に維持しなければいけないのかということを考えてみる必要があると思う。直近で入会した人た
  ちは、費用対効果で払った会費以上の恩恵が得られればいいとしか考えていない。

 

 ・現状、多くの仕事を県外の企業に出している。県内にも類似の企業はあるが、保有設備やレベル
  の関係で県外の企業に出さざるを得ない。工業会の会員企業に仕事を分け合っていないため、分
  け合うような仕組み、すなわち商売の融通が費用対効果では一番大きいという気がする。

 

 ・工業会を設立した人たちが掲げた「知りあって、使いあって、造りあって」という言葉を念頭に
  置き、先ずは地元の人たちに声をかけるなど、お互いにビジネスチャンスを増やしていくことが
  すごく大事だと思う。

 

 ・宮城県の自動車の生産金額を堅調化していくには、ピラミッドと言われているティア1、ティア2、
  ティア3という形が必要だと思うが、宮城県にはなく、県外に仕事が出ていっている。また、新た
  に請負グループへの参入は難しいため、既に参入しているところと、いかに仕事を分け合うかを
  考えた方がいい。やる気はあっても、設備などが不足している企業については、新たな貸与制度
  を設けるなどして、回せるようにして欲しいということを県にも提案している。仕事を請負い合
  う塊を、宮城県にも作りましょうという話をしているが、なかなか動いてくれない。

 

 ・ホームページの中に、ビジネスマッチのサイトがあり、数量や価格、条件などが記載されていて、
  そのページには会員企業だけが入れるようにすれば、会員になるメリットも出てくる。

 

 ・何故、県外に出ていくかということも、よく考えておく必要がある。コストや対応などを含めて、
  期待する会社は県外にあり、外に出していると思う。県外への発注はながい経験値のなかでやっ
  てきているため、外に出ていっている現状をよく調べてもらい、県内の中小の人たちに、自分た
  ちがやっていることをよく理解してもらわなければならない。そういう指導と、まとまってマッ
  チングするチャンスを作っていくという両方のサポートがあればいいと思う。

 

(4) その他
 新産課から、東北大のベンチャー企業が空き工場を探していて、それに関する情報提供の依頼があ
 った。また、大学との連携についても協力依頼があった。

 

以上

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