技術交流委員会

技術交流委員会の活動報告です。

 

令和5年度 第1回技術交流委員会 議事録 更新:2023.04.28

次回:2023年7月

日 時  令和5年4月12日(水) 15:00~16:30
場 所  エル・パーク仙台 特別会議室

 

1.出席者
 ・委員 厨川委員長、千葉雄一副委員長、安達委員、村松委員、浅野公隆委員、竹村委員、
     浅野副理事長
 ・オブザーバ 宮城県産業技術センター 伊藤氏
 ・事務局 青沼専務理事、尾形

 

2.議 事

【議題・目的】
  令和5年度の活動計画について

 

(1) 議事内容
  令和5年度の活動計画は、昨年度から検討していたDX推進と企業見学会、ビジネスマッチングを
  三本柱として、詳細について議論した。

 

 ◆DX推進について
  DX推進として、DXをテーマにした講演会の開催を検討していたが、ミヤックス社の高橋社長に
  「DXをAIで解決」というテーマで講演を依頼することになり、詳細について議論した。

 

  ・開催時期は7月で、人数は20人前後の規模、会場は市内のホテルの会議室でMIA倶楽部として開
   催し、講演会のあと懇親会を行う。講演スタイルはテーマ講演に続いて、パネル・ディスカッ
   ションなど、参加者との意見交換ができるような形にしたい。場所はホテルJALシティが候補
   としてあがった。

 

  ・DX推進と言っても範囲は非常に広く、人によって捉え方は異なっている。アクセンチャア社の
   場合、経理や原価管理など各社共通に存在する非競争領域を効率化するDXシステムを提供して
   いるが、製造ラインの自動化などの競争領域もDX化の対象である。講演では、製造業における
   競争領域のDX化の事例を聞きたいという意見が出た。

 

 ◆企業見学会について
  3カ所の見学先を検討していて、そのうち、産技センターと日本積層造形が見学先候補となって
  いる。

 

  ・産技センターには10m法の電波暗室が新たに設置されている。県内の安価なEMC試験設備は会員
   企業にとって利便性が高く、見学先としても関心を持つ企業は多いと見込まれ、産技センター
   からも、見学受け入れの了解を頂いている。日本積層造形は多賀城にある金属3Dプリンター総
   合技術サービスの会社で、7月であれば1.5時間程度の見学を受け入れて頂けることになった。

 

  ・もう一カ所、見学先として酒蔵という案も出されたが、移動距離等を考慮して、キリンビール
   仙台工場で検討することになった。

 

 ◆T-Bizとのビジネスマッチについて
  2月に青沼専務理事と厨川委員長がT-Bizの工藤マネージャーと打ち合わせを行ない、6月頃を目
  途にマッチングを開始することになった。現在、T-Bizには22社の入居企業がある。

 

  ・2018年にもT-Bizとマッチング交流会を実施したが、T-Biz側と工業会側、それぞれがメリット
   を期待したものの、全然かみ合わずに不調に終わった。T-Biz側はスタートアップであり、事
   業化に向けてのプロセスと量産に向けてのプロセスに課題を抱えていることから、今回は2、3
   社ずつヒアリングしながら、困りごとを聞き出していくという進め方の方がいいと思う。

 

  ・22社全部を対象にするのではなく、モデルになるところを選んで、成功事例を作っていく方が
   いい。

 

(2) 決定事項
  DX講演会と企業見学会は7月実施に向けて、詳細を具体的に詰めていくことになった。

 

以上

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