政策委員会

政策委員会の活動報告です。

令和2年度 第2回政策委員会・第2術交流委員会 合同委員会 更新:2020.11.05

次回:2020年12月

日 時  令和2年10月21日(水) 15:00~16:30
場 所  オンライン(Zoom使用)

 

1.出席者
 ・政策委員会
   菱沼委員長、小関副委員長、片瀬委員、堀尾委員、吉田委員、畑中理事長
   オブザーバー 宮城県経済商工観光部 千葉亮司氏、大友氏
          みやぎ産業振興機構 菅原氏
 ・技術交流委員会
   浅野委員長、厨川副委員長、千葉雄一委員、村松委員、竹村委員、竹原副理事長
   オブザーバー 産業技術総合センター 太田氏
 ・東北大学・工学研究科長 補佐 足立教授
 ・事務局 青沼専務理事、尾形

 

2.議 事
【報告事項
(1) 前回議事録
(2) 会員推移数

 

【審議事項
(1) 東北大学ビジネスマッチング
 これまでのビジネスマッチングの経緯と、今後の進め方の提案について、事務局から説明があった。
 ・これまでの委員会での議論では、大学との間にコーディネータが必要との意見が数多く寄せられ
  た。コーディネータがいれば、大学の中で人脈を築き、情報収集が可能になるため、交流の手が
  かりになる。しかし、費用面で実現が難しいということになり、6月からマッチングを検討して
  いるが、枠組みの話だけで、なかなか前に進んでいいかない状況になっている。

 

 ・事務局では、東北大のホームページに掲載されている大学の研究シーズから、工業会が対応でき
  そうなシーズをピックアップしてリストを作成した。事務局の提案としては、このようなリスト
  に基づき、具体的なテーマで工業会の会員から興味を持ってくれる企業を募り、大学に研究内容
  を説明してもらったり、研究室を見学させてもらうなどして、個別案件を進めていくというもの
  である。

 

 事務局のこの提案について議論した。
 ・このリストには、大学の研究シーズはまとめられているが、企業に対してどんな技術を必要とし
  ているかという情報は記載されていない。事務局の提案は、大学の研究シーズに基づいてマッチ
  ングを進めていくというものだが、それが難しいためコーディネータが必要になるということだ
  った筈。コーディネータのような仲介を設けるのが難しいのであれば、せめて、大学側にこうい
  うことができる企業はいませんかという情報を、開示してもらうことはできないのか?

 

 ・例えば「飲む体温計」のように、実際の実用化に近づいたものの場合は、必要技術が明確化され
  たマッチング案件が出てくることもあるが、製品イメージが固まったあとでは企業とのマッチン
  グが難しい面があり、もう少し前の研究段階からマッチングの話ができないかと考えている。

 

 ・大学とのマッチングは、無理に進めようとしても意味がないため、大学側の方も熱心にすすめて
  いるところと引き合えばよく、その仕組みだけを作っておけば良いのではないかと思う。

 

 ・例えば、大学の各研究室の困りごとに関して、企業との会合を定期的に開催するようなことはで
  きないだろうか。研究室側から簡単にブレゼンしてもらう機会を設け、工業会側はワーキンググ
  ループのようなものが参加して、大学が求めているものを吸い上げて、会員に展開する。このよ
  うな取り組みはできないだろうか?

 

 ここで、東北大学の足立先生からコメントがあった。
 ・企業へのニーズが出てこないという意見に対しては、大学側では取り上げていないというのが現
  状である。研究シーズのドキュメントは自分たちの研究を紹介するのが目的であり、大学側のニ
  ーズをピックアップするには目線を変えた新たな情報収集が必要で、大学側でも考えてみたい。
  機械系の研究室は、100社以上の企業との付き合いがあり、以前は研究室紹介を年に10研究室ほ
  どずつ行っていたが、現在では全研究室がポスター2枚を一堂に会して、毎年紹介する場を設け
  ていて、興味を持って頂いた企業に研究室を訪れてもらっている。これはビジネスマッチング
  を目的にしているわけではないため、研究室の紹介になってしまっている。
  工業会がピックアップした研究室でも、ポスターか何かを展示する場を設けることで、各研究室
  が何をしているかを知ってもらうきっかけになり、交流のスタートになると思う。そのような機
  会は工業会にとって有益かどうかを伺いたい。有益と考えて頂けるのであれば、大学にも働きか
  けていきたいと思う。

 

 これに対して、下記のコメントがあった。
 ・今の先生の提案は、チャンスをもらえるという意味で非常にうれしいと思う。スタートのひとつ
  のきっかけになると思う。また、企業側からすると、説明資料だけでは想像つかないが、形のあ
  る試験サンプルや試作品が展示されていると、推察や質問ができるようになる。

 

 ・産業振興機構は企業間、すなわち大手企業と中小企業のマッチングを結構実施しているが、大学
  のイノベーションフェアなどは研究シーズの発表の場になっている。振興機構が企業間のビジネ
  スマッチでやっているように、やっている内容や要求仕様など、細かい具体的なことを出し合い、
  要素に分けて、研究室と企業のマッチングの場を作っていけば良いと思う。NICHEとマッチング
  した際は、大学側は欲しいものを提示していたが、漠然とした内容で終わってしまった。細かい
  仕様や具体的なところまで落としていかないと、なかなか進まない。やるとすれば、イノベーシ
  ョンフェア+振興機構でやっているビジネスマッチングのように、個対個という形にしたほうが
  よい。

 

(2) 自民党との政策懇談会について
 事務局から10月24日開催の自民党との政策懇談会について、説明があった。
 ・自民党県連との政策懇談会が開催されることになった。出席者は工業会から理事長、副理事長、
  各委員会の委員長に出席を依頼している。自民党からは18名が出席予定で、国会議員6名、県会
  議員6名が予定されている。技能五輪の宮城県招致と高等技術専門校の集約、東北放射光施設の
  3件をテーマに意見交換を行う予定で、資料の確認等を行った。

 

 ・技能五輪については、技能の底上げや若手社員のモチベーション向上などを目指して県内に招致
  したいという方向で議論する。今回の懇談会には、昨年12月の県議会で技能五輪を取り上げて頂
  いた菊池恵一議員も出席される。

 

 ・高等技術専門校については、定員割れが続いていて県内の5校を1校に集約する答申がされている。
  工業会ではこれまで、この問題については取り上げていなかったため、その方向がよいのかどう
  か、自由に意見を述べて欲しいと考えている。

 

 ・東北放射光施設については、工業会でのこれまでの取り組みや、活用していく方向をお話しした
  い。

 

(3) その他
 ・事務局から11月に開催を予定しているMIA倶楽部の紹介があった。

 

以上

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